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意識と無意識、治療関係と脳、2本脱稿しました。

意識と無意識のメカニズム(正確には意識は無意識の一部にすぎないのですが)がどこまでわかっているのか、心の個人差や感動や喜びの正体は何なのか,を認知神経科学(いわゆる脳科学)から解説する論文を2本脱稿しました。

といっても,実は先週の話で,また別の本の原稿に追われています。
気づけば4冊も…やばいです。

とは言え,意識と無意識に関する所見の実証研究を集めるのは私にはスリリングでした。
認知科学認知神経科学は研究テーマごとに素晴らしい成果をあげていますが,必ずしも相互に参照しあっていないんですよね。

心理学の立場からそれらをつなぎ合わせると…なんと,意識と無意識の万人共通のグランドモジュールは実はすでに解明されていたのです。
このモジュールの解説は追って投稿します。

個人差を生み出すモジュールは 

心(皮質)の劇場(認知科学グローバルワークスペース理論)
情動パターン(ソマティック・マーカーの履歴)(A.Damasioの意識-無意識理論)
ワーキングメモリー実行系(意識のワーキングメモリー理論)

の個人差です。

もっとも,それぞれの個人差を生むモジュール内のメカニズムが完全に解明されているわけではないので,意識と無意識の個人差を「ズバッと!」読むのは難しいです。

ですが,それに挑戦するのが職業としての臨床心理士
ご同業のみなさま,がんばりましょう!!