正月明け,急に忙しくなって家族が不満顔…家族の幸福感に差をつける、「言葉」使いの魔法
正月休みも終わりましたね。
昔で言えば「松の内」と言われる間はお年賀気分でいたいものですが,現代ではフライング気味に1月2日から,3日から…と動き出す人も居ますよね。
メールを開くと,いきなり大量のビジネスメールが…,
気分を切り替えてお仕事集中モードにしなくては…,
という人も少なく無いと思います。
お正月休みで深まった家族の絆も,お仕事の忙しさにあっという間に流されてしまいそう…。
そんな寂しさを感じた方,いらっしゃいませんか?
そういう時こそ「言葉」の魔力を借りましょう。
「言葉」には「魂」が宿るとは昔から言われていますが,
心理学的にもこのことは本当です。
「言葉」は普段何気なく使っていますが,実はあなたの「分身」です。
あなたの言葉を受け止めた人の中でずっと生き続けて,あなたの存在感を相手に感じさせ続けます。
言葉を口にする前に,まずは分身に何をさせたいか考えてみてください。
あなたが忙しくて不満顔な家族の中で「言葉」にやってほしいことは何でしょうか。
カウンセリングなどに訪れる方の多くが
「時間は取れないけど大事にしてるよ」
をご家族に伝えたいようですね。
実は大事にされていることが実感できることが
私たちの幸福感を高める鍵なのです。
では,忙しいあなたに代わってこの気持を伝え続けてくれる言葉は何でしょうか。
まずは,伝えたい気持ちを本気で持つこと,
そういう気持ちを持っている自分を大事にすることが最優先ですが,
その上で次のような言葉がいいようです。
「一番大事なものは家族なんだけど…」
「今日も(一緒にいてくれてor家族で居てくれて)ありがと。」
お子さんがおいでの方は実感していることですが,
人生で家族でいられる時間は実は案外短いんですね。
家族でいられる一瞬一瞬を大事に感じ取るつもりで,
そんな思いを込めて,
大事にしている気持ちと家族であるご縁への感謝を言葉に変えてみてください。
あと,できれば家族が不満顔をする前にこういう言葉を伝えられるともっといいですね。
一度,不満がくすぶるとあなたのお言葉を受け止める感度が鈍りやすいのです。
言葉の力は強いので感度が鈍っていても効果はありますが,
せっかくなので最高の感度で受け止めて欲しいですよね。
同じ言葉の繰り返しでも,人の気持ちは随時更新されるもの。
機会があれば,何度でも口にするくらいのつもりで言葉を伝える心の準備をしておきましょう。
Presented by Prof, SUGIYAMA
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