ふつうに良かった映画:引き裂かれた家族が結ばれる-将軍様の仮面ライダーOOO
今週のお題「ふつうに良かった映画」
寒い季節に楽しみたいものの一つはやはり映画ですよね。
温かい室内で,温かいコーヒーとちょっと甘くてしょっぱいキャラメル味のポップコーン,そして映画で心躍るワクワク感…。
外の寒さとのコントラストが私たちをますます魅惑の世界に惹き込みます。
さてさて,hatenaブログの今週のお題は「ふつうに良かった映画」です。
「ふつう」に良い映画というものを,心理学的に考えてみますと,条件は一つ,”主人公の「想い」が叶うこと”です。
心理学で言うと「感情」が「昇華(努力が実る)」することとも言えます。
まあ,やるせない思いがあって,その思いを遂げる物語をみることで私たちは満たされて豊かな気持ちになれるんですね。
そこで,心理学者杉山はこちらを推します!
劇場版 仮面ライダーOOO(オーズ) WONDERFUL 将軍と21のコアメダル コレクターズパック【Blu-ray】
- 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
- 発売日: 2012/01/21
- メディア: Blu-ray
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
まさかの仮面ライダーですが,大人も子どもも楽しめる,怪作になっております。
暴れん坊将軍と仮面ライダーの共演でびっくりの映画ですが,俳優さんたちの存在感も,映像のスペクタル感も,そしてお話もなかなかふつうに良い侮れない映画です。
Family・家族がテーマで松平健様のお子様も喜んだのではないかと思います。
家族はやはり私たちの心の原点。
家族同然の友人やお仲間も大きな家族の一つですが,お互いの絆,思いやり,厚意を感じながら生きている方が孤独を感じながら生きるよりはるかに素晴らしい…そんな「ふつう」のことを実感させてくれる,ふつうに良い映画です。
まあ,「ふつう」って意外と難しいことなので,「ふつう」でいられることって,実は素晴らしいことなんですよね。
物語を要約すると,大きなトラブルの中で家族が引き裂かれて,偶然出会った人たちと家族のように助けあって,最後に家族が再び結ばれる…というお話です。
トラブルは,さすがに仮面ライダーものですので超常的な野心に巻き込まれてのものなのですが,家族が引き裂かれるようなトラブルって実は身の回りにいくらでもあります。
金銭問題,家柄云々の問題,親類の問題,そしてお互いの気持の問題…。
この映画では気持ちの問題で心が引き裂かれそうになった母親と子どもが,大きな野心に巻き込まれることで物理的にも引き裂かれます。
仮面ライダーと将軍様の活躍で子どもは母親に変わる大きな家族を得ることになるのですが,最後は仮面ライダーの活躍で再び母親と心が結ばれるのです。
出演の俳優さんもみなさん味があって素敵です。
映画のシーンではありませんが,アンクを案じる三浦京介…かっこいいです。
仮面ライダーに存在感で負けてないんのが素晴らしいですね!
こちらも映画のシーンではありませんが,鴻上会長を演じる宇梶剛士…
すごい迫力です!!
二人の怪演を観るだけでも飽きませんね!!
さらにこの方も存在感抜群です。元モデルでスタイル抜群の岩永洋昭。
やっぱり映画はお話も大事ですが,観ているだけでも飽きない俳優さん演じているほうがいいですね。
最後はマツケンサンバ?で踊ればみんな大きなファミリー…めでたしめでたし。
ちなみにこちらはエンディングテーマなのですが,この曲のPVの主役は三浦京介演じるアンクみたいです。
人ではないけどだんだん人が好きになっていく(色んな意味で)アンクの切なさが表現されているちょっとこころの残るPVでした。
ということで,ふつうに良い映画,仮面ライダーOOOと将軍様のご紹介でした!!
presented by Prof, Sugiyama
よろしければ,こちらもご覧ください。