心理学者は知っている。3ステップで絶対に忘年会太り・お正月太りをしない方法。
師走もラストスパートですね。
年内にあれやらなきゃ、これやらなきゃ、
あ、あれも…
と、何かと気ぜわしいことと思います。
官公庁で仕事納め | 鹿児島のニュース | 373news.com
でも,あと少しですよね。
仕事納めを迎えたら,年末年始のお楽しみ…。
楽しいお仲間やご家族と美味しいものを食べて,飲んで,舌も気持も喜ぶイベントが待っていることと思います。
お鍋で暖まるのもいいですね。
年越しには「蕎麦」ですが,「大きなもの」を食べると縁起が良いといいますね。マグロや寒ブリもいいですねえ。
美味しいもので,幸せいっぱいになりましょう。
でも、この季節には深刻な悩みがあります。
ついつい羽目をはずして食べ過ぎちゃったりしませんか?
そう,激太りの季節なんです。
「ヤバイ!!」って気づいても,勢いがついた食欲は止まらない…。
ここでよくある反応は
「何かの間違い!!」と,
臨床心理学でいうところの防衛機制の否認(事実を「なかった」ことにすること)をすることです。
「間違い」ではなく「事実」なのですから,放っておくとさらにヤバイですよ!!
あるいは
「ダイエットしたらすぐに元通りに…」と,
同じく合理化(自分に言い訳すること)して,結局は「ダイエットは明日から…」と太った体を持て余し続けることも多いですね。
今日はそんなあなたに朗報です。
心理学者なら知っている,脅威の太らない食事法をご紹介しましょう。
ステップ1
「外的コントロール感」から「内的コントロール感」に
まず,毎年のように忘年会太り・正月太りを繰り返す人の心理学的な特徴は,「忘年会や正月のせいで太った」と太ったことを他のせいにすることです。
やっぱり,美味しいものは美味しいですから,美味しい食べ物が悪い,年末・お正月の開放感が悪い…と他のせいにしたいですよね。
でも,こういう気持に心当たりのあるあなた,要注意ですよ。
心理学では「外的コントロール感」と呼ばれていて,いい方向に成長できない人に特徴的な心理と言われています。
まずは,忘年会や正月ではなく,こういった自覚のない態度があなたを太らせていることを意識しましょう。
「私が太るのは,忘年会のせいでも,正月のせいでもない。私が食べるから…」
これを意識するだけでも,食べることに対する態度は全く変わりますよ。
早速試してみてください。
そうすると食事の1食1食が,1口1口がもっと大事に味わえます。
「“私”が食べているのだ…」と実感しながら食べてみてくださいね。
心理学ではこの状態を「内的コントロール感」と呼んでいます。
成長できる人ならみんなが持っている心理です。
ステップ2
食べる瞑想
突然ですが,ごちそうを食べませんか?
ただし空想で。
ステーキでも,伊勢海老でも,お刺身でも…なんでもOKです!!
ポイントは味も香りも盛り付けもしっかりと想像することです。
お口に運ぶところ,味わうところ,飲み込むところ,お腹にたまるところ…じっくり,ゆっくりと想像してみてください。
すると,あら不思議…。
ほんとうに食べたような感じがしませんか?
これは心理学では「脳が創りだした刺激」と呼ばれるものです。
心のなかでは,本物と想像はほとんど区別されません。
本物のほうが,ちょっと刺激が強いだけなんです。
なので,空想の食事でもおなかがいっぱいになった気がするんですね。
心が豊かになるんですね。
こうすると,本当に食事を摂る時に,意外と少ない量で満たされるようになってきますよ。
ステップ3
マインドフルネス食事法
マインドフルネスはクリスマスでもご紹介しましたが,太らない食事法にも有効です。
クリスマスで100倍心温まる魔法の心理学とは?忙しいあなたにStay Mindfulのススメ! - 心理学研究者/心理療法家 杉山崇教授のブログ
方法は簡単。
1口1口,じっくりと味わって食べる。
味わい尽くして飲み込むまでは,絶対に他のものを口に入れない。
たったこれだけです。
これだけですが,効果は絶大です。
意外と少量でもお腹がいっぱいになるんですね。
「絶対に太らない3つのステップ」
ぜひ,試してみてください。
そして,素敵な年末年始と新年をむかえてくださいね!!
Have a Happy New Year!!