【悔しいと妬ましい】の心理学③:創造的な「悔しい・妬ましい」
人の潔いは「人のせいにしない」こと。
同じことは,最近人気のアドラー思想でも成功の秘訣としてよく取り上げられます。
類似の考え方は,7つの習慣,100%自分中心説をはじめ,成功に向けた啓発思想にもよく出てきます。
でも,なかなか出来ない。
「悔しい」
「妬ましい」
に心が支配されて,お手軽な責任転嫁・防衛機制である「恨み」になりがちなんですよね…。
聖書ではカインとアベルの悲劇にこのテーマが登場しています。
興味がある方がカイン・コンプレックスも御覧ください。
「恨み」に発展すると破滅へのエネルギーになる「悔しい・妬ましい」ですが,
本当の進化心理学的な意義は
“「目標」を心に強く刻みつける”
ことです。
「悔しい」「妬ましい」と強く思った時,その体験はなかなか忘れられなく無いですか?
あなたの人生に意味のある,大切な目標を強く刻みつけるために,「悔しい」と「妬ましい」は存在するのです。
目標を心のなかでロックしたら,自分が何をするべきかを考えましょう。
ところで,趣味の話で恐縮ですが,実はアメコミ大好きで
「アフロ・サムライ」
に一時ハマりました。
一度見ている方でも
「悔しい」「妬ましい」「潔い」をキーワードに見てみると新しい発見があるドラマです。
Presented by Prof, SUGIYAMA
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