うつ病と幸せの真実と対策-感情と人間関係の認知行動療法-

10月に名古屋の中日文化センター栄校さまで「うつ病の心理科学的な真実」を紹介する講座を開くことになりました。

心理科学から「うつ病」を見ると、よく医学の視点から発信されている「うつ病」とは異なるものが見えてきます。

 

うつ病」を研究して20数年ですが、その間に私自身も患いました。

 

20年前、日々、うつ病の患者さんのお気持ちを全力で考えていたら、いつの間にか引っ張り込まれてしまいました…。

当時、医療関連の現場で働いていたので、意地で絶対に受診はしませんでしたが、診断基準はほとんど満たしていました。

辛かったですが、この経験が私の心理療法と社会心理学そして記憶心理学の研究にすごく活きています。

人生いろいろ、「うつ病」もいろいろ…ですが、うつ病にならないと見られない世界があることも知りました。この世界だけは「うつ病」の人ならみんなが見ている共通点でしょう。

その世界は決して病的なありえない異世界ではなくて、この世界のもう一つの真実です。

真実を見ることはつらくて恐ろしいことですが、うつ病になると見えちゃうんですよね…。

ご一緒に「うつ病」の真実を手掛かりに「幸せ」について考えてみませんか?

講座では、受講者のみなさまと語り合う時間も大事にしたいと思っています。

 

日程などは、下のページから見ていただけると幸いです。

f:id:sugys-lab:20150915081846p:plain

 

 

内容は以下の通りです。

1. 心には『うつ病アプリ』が備わっている
2. 若い人の『普通』のうつ病
3. メランコリックなうつ病
4. 女性特有のうつ病
5. 新型うつ病とパーソナリティ
6. 日本人とうつ病