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【解散総選挙:悲報?】2014年には「こころ」の国家資格は成立しない?

さて,みなさんに質問です。

臨床心理士は国家資格…◯かXか?

正解は「X」、実は日本には「こころ」のケアの国家資格はありません。
つまり心理カウンセラーやサイコセラピストの法制がないのです。

ほとんどの先進国ではしっかりした法制があります。
実は、このことは密かに日本の問題点なんです。

なぜなら、少なくとも法律的には、
誰でも
「心理カウンセラー」または
「サイコセラピスト(心理療法士)」
と名乗っていいのです。
みなさん、この現状、どう思いますか?
「こころ」のケアを受けたい時に、誰に頼れば安心なのか、わかりにくくないでしょうか。

 

さて現在、「こころ」のケアの公的な資格には、
文科省が関わった「臨床心理士

労働省(現厚労省)が関わった「産業カウンセラー
があります。

臨床心理士」は特別な大学院でトレーニングを受けた人と、いわゆるカウンセリング経験のある医師だけが受験できる資格です。(*医師であってもカウンセリング経験がないと受験できません*)

大学院の教育は超大物政治家の森喜朗氏を会長とする認定協会に厳しく管理されています。
資格試験の難易度も高いです。

産業カウンセラー」は心理学系大学卒業、または大卒+研修で受験できる資格です。

その他には、「学校心理士」という学術団体が出している資格もあります。
心理学の大学院修了または大学卒業後5年の学校カウンセリング経験が最低条件なので、公的ではありませんが難易度は高い信用できる資格です。

この他にも様々な団体さまが「カウンセラー」を名乗る資格を認定していますが、「こころ」のケアに関する公的な信用力のある資格はありません。

さて現状では国民の「こころ」の健康を支える人材の主力は、1988年から実績があり、厳しいトレーニングを積んだ約20000人の臨床心理士です。
病院をはじめ、各所で活躍しています。
ですが、「こころ」のケアの人材を規定する法制がないので、「実績」の信用力で仕事をしている状態です。

 

「こころ」のケアを求めている人は多いので、国民のこころの健康も身体の健康と同じように大切にしていただきたいですよね。
実は,解散がなければ今国会では心のケアの国家資格の法案が審議されるはずでした。
法律が成立すれば、国の承認のある「こころ」のケアが実現するはずでした。
日本が「こころ」のケアでも先進国に近づくはずでした。

ですが、この解散で廃案となるかもしれません。

 

実は小泉内閣解散総選挙でも同じような法案が潰れています。
今回も流れたら、まさに歴史は繰り返すというやつですねえ。
そうなると、しばらくは臨床心理士が国家資格に準ずる資格として国民の「こころ」の健康を支えることになりそうです。

 

さて、「こころ」のケアの国家資格。
いろんな力学でなかなか実現しませんが,みなさん,良い人材にケアをしてもらったほうがいいですよね。国家資格は人材を集める求心力になることは確かです。
みなさんが安心してケアを受けられる,良い「こころ」のケアの人材が増えているといいですね。

良い人材が良い教育を受けて,国民の「こころ」の健康と幸せな人生をお手伝いする…そんな将来につながる政策が実現することを,ご一緒に願ってもらえると嬉しいです。
幸せは「こころ」にあるのです。
よろしくお願いいたします。