うつ病は“病気”?20代から40代前半の普通のうつ病
20代から40代前半は社会の中での自分の位置づけの変わり目です。
学生時代,若手時代は
何らかの形で大人に護られていました。
しかし,いづれは経済的にも,社会的にも,立場的にも独り立ちが必要です。
社会の中で立場や地位を獲得しなければなりません。
若い時は将来性はあるものの,コネも経験も実績もない。
思い通りにことが進まないのです。
その中で
「自分はこのポジションを与えてもらえるだろうか?」
「自分はこの役割で通用するだろうか?」
「自分がうまく機能できるまで,見限られずに手助けしてもらえるだろうか?」
「見捨てられないで,導いてもらえるだろうか?」
と不安になりやすい。
不安になりながら,
自分と自分を取り巻く大人たちを見ることになる。
そうすると,
自分にできること,できないこと,
周りが評価してくれること,してくれないこと,
お膳立てがもらえること,もらえないこと,
などの,現実が目に入りやすい。
現実が目に入ると,ヒトはどうなるのか?
実はヒトはびっくりするくらい現実を正しく見ない生き物なのです。
このことの詳しくは次回のエントリーで!
うつ病は“病気”?【normal depression(普通のうつ病)】 - 心理学研究者/心理療法家 杉山崇教授のブログ
【一日一分:うつ病の真相と治し方講座】うつ病の正体はかなりわかっています。 - 心理学研究者/心理療法家 杉山崇教授のブログ