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【悔しいと妬ましい】の心理学②:「潔い(いさぎよい)」はカッコイイ?

コイが沢山いる池にエサを投げ込んだことはありますか?

みなさんがエサを投げ込むと何が起こるでしょうか。

一斉にコイが群がってきますよね。

こんなふうに(フリー素材から拝借しました)。




綺麗というより怖いですね(笑)

必死というか,存在をかけて群がるというか。

まあ,コイの生存理由は生き残って子孫を残すことだけなので,その源である摂食には必死になるのでしょうね。

拒食症など摂食を拒むこともある人類とは大きく違います。

でも,コイはエサを奪い合った後は勝敗に関係なく優雅に泳いでいます。

こんなふうに(同じくフリー素材です)。

 


さっきまで競っていたのに,お互いにライバルには無関心です。
喧嘩しません。
負けたコイも勝ち取ったコイをどついたり取られたエサにこだわったりしません。

潔いですね。

実は,コイには自己意識がないので勝ち負け意識がないのです。
もっと言うと,勝ち負けを覚えられないのです。

つまり,エサの奪い合いが終わった瞬間に自分がライバルとエサを奪い合ったことすら忘れているのです。

許したわけでも,潔いわけでもありません。

さて,今の若者では「潔い」という言葉で無気力(やるきのなさ)が美化されることもあります。
昭和のおじさん的な事を言っていますが(笑)

恨み,妬み,悔しい,は決していい感情ではありません。
ストレスホルモンを分泌するので身体にも悪いですし,見てる人も不快なので人間関係にも有害です。

でも,執念というか,悔しさをバネにするところも人類には必要です。

これはこれで人が成長する,成熟する原動力でもあるのです。

本当の潔いは,悔しいを人のせいにしないことです。

負けたのは自分

結果を出せなかったのは自分

勝ったのはライバル

結果を出したのもライバル

ライバルのアクティビティに関与しようとしてはいけません。
関与できないし,すべきでもないのです。

関与しようとすると妬み・恨みになります。

(ただし,すぎちゃん先生は理不尽な暴力と暴力的な権力は恨んで良いと思っていますが,良い恨みの心理学はまた紹介します)

ライバルを妬む暇があったら,勝つために自分にできる事を考えたほうが,トレーニングをしたほうが何倍も生産的です。

「勝つ」とは何かを考えてみることもいいですね。

失ったエサに執着するより,次のエサを探してライバルを出し抜いたほうが有利ですから。
(コイは100%この戦略です)

ともかく,勝つも負けるも自分マター,自己責任です。

準備も含めて,勝つために全力を出せなかった自分を悔しがりましょう。
そういう人って本当に大きく成長しますね。
(杉山研究室のGさん,Y君,君たちは本当に伸びたね!!他のみんなも応援してるよ。がんばれ~!)

これが,私の考えるカッコいい「潔い」です。

みなさん,潔く生きましょう!!
潔い生き方がみなさんを活かすことはカウンセラー歴20年のすぎちゃん先生が保証します!!

 

Presented by Prof, SUGIYAMA

 

 

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