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【プチ半沢直樹のススメ】倍返し!コロスイッチと恨みのパワーその4

金融不信という闇から生まれたダークヒーロー半沢直樹

その心の原動力は,誰もが潜在意識に持っている「恨みエンジン」。


強大な金融不信(その象徴が大和田です)との決戦が近づいていますね。

父を殺した金融不信を征服できるでしょうか。

金融不信は金融ルールというそれだけでも強力な力を自由自在に使いこなします。
さらに巧妙な裏工作や不正という禁断の魔力まで使います。
強敵です。

一方,半沢は金融ルールという力を持つところは金融不信と同じです。
ただ,まっすぐな半沢には禁断の魔力は使えません。

力関係は五分五分か,半沢がやや劣勢でしょうか。

でも,半沢には「恨みエンジン」が発する膨大なパワーがあります。
恨みエンジンを戦う力に換えることができるかどうかが見どころです!

半沢直樹の心理分析,私たちはこのドラマから何を学ぶべきでしょうか。
このブログでは最後に恨みエンジンを戦う力に換える方法をご紹介しましょう。



【上手な半沢直樹のススメ2-コロスイッチ】

恨みエンジン,潜在意識の闇パワーはターゲットを正確にロックすることで効果のある力になります。

相手の許せない一面だけに正確に標的を絞ることを、私は勝手に「コロスイッチ」をオンにする、と呼んでいます。
コロスイッチとは「あいつのここだけ許さないスイッチ」という意味です。

デスノートを連想する方もいると思いますが、相手の存在を全否定するデスノートとは違います。
許せない一面以外はすべて対象外にすることが重要です。

私たちがコロスイッチをオンにするべきターゲットは誰でしょう。

リアル社会での悪役を一言で言えば,

誰かに不当な負担や不利益を与えてでも自分がいい思いをしようとする人々,
そして、弱みやスキを見せると調子づいてくる,
そんな人たちがリアルな悪役と言えるでしょう。

たとえば,

自分の利権のために誰が見ても問題な事案を放置する有力者(責任者)

自分の虚栄心を満たすために誰かを徹底的にこき下ろす自己愛性格者,

自分の保身には不利な事実を隠すためにどうでもいいことで大騒ぎするデマゴーグ

そして、ドラマの浅野のように自分の利益のために複雑な仕組みを組んで誰かを陥れようとする背徳性格者,

などなど,書きだすときりがありません。

悪役は個人ではなくて組織だったりすることもあります。

このような存在の許せない側面にはどんどんコロスイッチをオンにしましょう。

杉山は職業柄,いろんな業界の人とお会いしますが,どこの世界にもリアルに半沢的な人っているものですね。
他の人に見えるようにやっている人,
見えないように隠してチャンスを待っている人,
やりかたは様々ですが,
立場や権力に甘えて平然と人に不利益を押し付けている人たちに
「ここは許せん!」
「(どんなに偉いやつだろうが,有力者だろうが)悪いものは悪い!」
という気概を持っている人はカッコイイです。



【上手な半沢直樹のススメ3-反返しだ】

半沢のような気概を持った人はたしかにカッコイイのですが,

半沢のように行動してしまうと,独善的な性格と見られて秩序を乱す存在として居場所を奪われかねません。

秩序は,それが良いものでなく,たとえ悪い秩序でも,その秩序を頼りにしている人がたくさんいる限り集団力学の働きで秩序を守ろうとする心理的な圧力が場に働くからです。

よくない秩序は時間をかけて正しい手続きで良くしていきたいところですが,このことはまた別の投稿でご紹介します。

さて,ドラマ半沢直樹は金融不信という悪い秩序に真っ向から勝負を挑むわけですが,リアル半沢直樹はもっと上手に半沢直樹キャラを使っています。

まず,「倍返しだ!」は心の中か本当に信頼出来る人にだけ言いましょう。
正しいことであっても既存の秩序に挑む発言なので,集団力学的には排除圧力を受けてしまいます。
排除されたら何も返せませんから…お返しするためにはまずは場に留まることが大事です。

そして,たとえば向こうが非常識に力を振るいまくるなら、
こっちは常識的に対応しましょう。
リアル半沢直樹の方々の多くは,
「許せん!」相手と同じ力で真っ向勝負するのではなくて,
相手の力と反対の力で対抗しています。


向こうが組織力やコネで来るなら,地道な根回し力を発揮したり,向こうに不快感を持っている勢力をうまくサポートしたり…。
リアルな世界では相手と反対の力で「お返し」するのがいいようです。

「倍返し」ならぬ「反返し」
とでも言えるでしょうか。

みなさんもリアルに悪役を見つけたら,許せないところにコロスイッチを正確にロックして,悪役と反対の力でお返しするチャンスを伺ってみてはいかがでしょうか。

これが私のオススメする上手な半沢直樹です。

そして,もっと大事なことは
「恨みエンジン」をふかしまくると実は自分自身も消耗して参ってしまいます。
ここぞというお返しのチャンスまでは,温存しておいてください。
最後に,お返しが終わったら,許してあげてください。
許せないところ以外を攻撃する必要はないのです。

私はこの切替を「許スイッチ」と呼んでいます。

「コロスイッチ」と「許スイッチ」

上手に使って,心豊かに生きていきましょう!
ドラマ半沢直樹がそのよい教科書になるといいなあ…なんて思っています。